腟カンジダに効果的な 再発治療薬 エンペシドLシリーズについて

エンペシドLクリーム商品紹介

エンペシドLクリームは腟カンジダの再発による外陰部のかゆみの治療薬です。薬剤師のいる薬局・薬店・ドラッグストアで購入いただけます。

エンペシド®L
OTC医薬品 第1類医薬品 ®ドイツ・バイエル社 登録商標OTC医薬品 第1類医薬品 ®ドイツ・バイエル社 登録商標
エンペシド®L クリーム

発疹を伴う外陰部のかゆみに

発疹を伴う外陰部のかゆみに効果的な、やわらかくのびやすいクリームです。エンペシドL(腟錠)と同じ、カンジダ菌に優れた抗真菌作用を有する「クロトリマゾール」を配合しています。

腟錠・クリーム併用使用例における有効性 93.8% 副作用なし 98.1%
腟錠・クリーム併用使用例における有効性 93.8% 副作用なし 98.1%

OTC医薬品として初めて承認

抗真菌薬クロトリマゾール配合クリームが腟カンジダの再発による外陰部のかゆみにOTC医薬品として初めて承認されました

においがなく、無着色

やわらかくのびやすいクリームです。無着色でにおいもほとんどありません。

デリケートエリアのかゆみ止め軟膏との違いは?

市販されている、一般的な外陰部のかゆみ止め軟膏は、下着やナプキンなどの摩擦やムレなどによる一時的なかゆみを鎮めたいときには、とても有効です。

かゆみ止め軟膏だけでは
完全に治療ができない

でも、かゆみが長引いたり、繰り返す場合、腟カンジダ症など真菌が原因となっている疾患の可能性があります。この場合、かゆみ止め軟膏だけでは完全に治療が出来ません。初診の場合は病院で診察を受けるか、再発時には腟カンジダ専用の市販薬を使用しましょう。

参考図書:「産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話」アスコム,2018年

効能

腟カンジダの再発による、発疹を伴う外陰部のかゆみ(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)
ただし、腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合は、必ず腟錠(腟に挿入する薬)を併用すること。

成分・分量

100g中 クロトリマゾール 1g

用法・用量

成人(15 歳以上60 歳未満)、1 日2 ~ 3 回適量を患部に塗布する。ただし3 日間使用しても症状の改善がみられないか、6 日間使用しても症状が消失しない場合は医師の診断を受けること。
(1) 外陰部の症状のみの場合: 本剤を使用すること。ただし、腟錠(腟に挿入する薬)を併用することが望ましい。
(2) 腟症状(おりもの、熱感等)を伴う場合: 腟錠(腟に挿入する薬)を併用すること。

使用方法

  • ①使用の前に入浴するか、ぬるま湯で患部を清潔にしてください。
  • ②手指を石けんできれいに洗い、適量を患部に塗布してください。
  • ③使用後、患部に触れた手指は石けんでよく洗ってください。

(クリーム使用量の目安)
チューブから指の第一関節まで(約2cm)出した量を、塗布する際の目安としてください。
また、症状のある部位より広めに塗布ください。

用法・用量に関連する注意

  • 1. 定められた用法・用量を厳守してください。
  • 2. 目に入らないようにご注意ください。万一、目に入った場合は、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受けてください。
  • 3. この薬は腟周辺(外陰)にのみ使用してください。
  • 4. 使用前後は、手指を石けんでよく洗ってください。
  • 5. 生理中は使用しないでください。使用中に生理になった場合は使用を中止してください。その場合は、治癒等の確認が必要であることから、医師の診療を受けてください。
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臨床試験結果(承認申請時評価データ)

腟錠とクリームの併用で93.8%の有効率が示されました。

医療用クロトリマゾールクリーム(エンペシドクリーム1%*)の申請時臨床試験において、腟錠とクリームの併用で93.8%(120 例/128 例)の有効率が示されました。

  • グラフ:腟錠・クリーム併用使用例における有効率
  • グラフ:疾患別有効率

98.1%の安全性が
認められました。

グラフ:副作用発現率

対象症例6849例中131例に副作用が認められ、副作用発現率は1.9%でした。また、認められた131例(1.91%)の副作用については、塗布局所に限局され、主な副作用症状は、以下の3つでした。

  • ・刺激感55件(0.80%)
  • ・皮膚炎35件(0.51%)
  • ・発赤・紅斑33件(0.48%)

(医療用クロトリマゾールクリーム(エンペシドクリーム1%*)の承認時及び承認時以降の調査症例6849例)

*
エンペシドLクリームと同一処方です
**
「エンペシド腟錠100mg」単独、又は「エンペシド腟錠100mg」及び「エンペシドクリーム1%」の併用投与で実施されました。
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使用上の注意

してはいけないこと

次の項目に該当する場合は使用しないでください。

1. 次の人は使用しないでください

  • (1) 初めて発症したと思われる人。
    (初めて症状があらわれた場合は、他の疾病が原因の場合があり、その場合は医師の診療を受ける必要があります)
  • (2) 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
    (本剤の使用により再びアレルギー症状を起こす可能性があります)
  • (3) 15歳未満又は60歳以上の人。
    (15歳未満の人は初めて発症した可能性が高く、60歳以上の人は他の疾病の可能性や他の菌による複合感染のリスクが高まることを考慮する必要があり、自己判断が難しいため)
  • (4)妊婦又は妊娠していると思われる人。
    (薬の使用には慎重を期し、医師の診療を受ける必要があります)
  • (5)発熱、悪寒、下腹部痛、背中や肩の痛み、色のついた又は血に染まったおりもの、魚臭いおりもの、生理の停止、腟からの不規則又は異常な出血、腟又は外陰部における潰瘍、浮腫又はただれがある人。
    (他の疾病の可能性がありますので、医師の診療を受ける必要があります)
  • (6)次の診断を受けた人。
    糖尿病(頻繁に本疾病を繰り返す可能性が高いので、医師の診療を受ける必要があります)
  • (7)本疾病を頻繁に繰り返している人。
    (1~2ヵ月に1回又は6ヵ月以内に2回以上)
  • (8)腟カンジダの再発かわからない人。
    (自己判断できない場合は医師の診療を受ける必要があります)

2. 次の部位には使用しないでください。

  • 腟周辺(外陰)以外の部位。
    (本剤は外陰部以外に使用する製品ではありません)

相談すること

1. 次の人は使用前に医師又は薬剤師にご相談ください

  • (1)医師の治療を受けている人。
    (医師から処方されている薬に影響したり、本剤と同じ薬を使用している可能性もあります)
  • (2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
    (薬などでアレルギー症状を起こした人は、本剤でも起こる可能性があります)
  • (3)授乳中の人。
    (薬の使用には慎重を期す必要があります)

2.使用後、次の症状の持続・増強又は発現がみられた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。

関係部位 症状
腟周辺の
皮膚(外陰)
刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑(赤い発疹)、皮膚のただれ、小さく盛り上がった発疹、熱感、かゆみ、痛み

3. 以下の場合は医師の診断を受けてください。

  • 3日間使用しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は医師の診療を受けてください。なお、本剤の単独使用で効果がない場合も、自己判断で治療を行わず、医師の診療を受けてください。(症状が重いか他の疾病の可能性があります)
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エンペシドLクリームの
ご購入について

エンペシド®Lクリーム

エンペシドLクリームは薬剤師のいる薬局・薬店・ドラッグストアでご購入いただけます。
ご購入を希望の方は、購入前チェックシートをチェックして、スマートフォンの画面をお店の薬剤師にご提示ください。

エンペシド®Lクリーム

添付文書

製品に関するお問い合わせ

佐藤製薬株式会社 お客様相談窓口

03-5412-7393

〈受付時間〉
9:00〜17:00(土、日、祝日を除く)

腟カンジダの再発、
デリケートな部分のかゆみ・かぶれに
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腟カンジダの再発治療薬

※本剤の使用は以前に医師から腟カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限ります。

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